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THE BOTANST

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2026.05.15

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第75回ベルリン国際映画祭ジェネレーションKplus部門
国際審査員グランプリ(最高賞)受賞
ヒューマントラストシネマ有楽町 | シネマート新宿
横浜シネマ・ジャック&ベティ | あつぎのえいがかんkiki
ミッドランドシネマ名古屋空港
テアトル梅田 | シネ・リーブル神戸
​他全国順次ロードショー
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解説物語

世界の映画祭が賞賛!
奇跡のような美しさの中で紡がれる
寓話的映像詩

中国・新疆(しんきょう)ウイグル地区の静かな村。

広大な草原と澄んだ空の下で暮らすのは、植物をこよなく愛するカザフ族の少年アルシン。

草花の名を覚え、葉のささやきに耳を澄ます彼は、誰ともなく“植物学者(ボタニスト)”と呼ばれている。

祖母と兄との穏やかな日々のなか、森羅万象、植物や精霊のささやき、言葉を話す馬や失踪した叔父の記憶に導かれ、現実と幻想が溶け合う不思議な世界を生きていた。

そんな彼の前に現れたのは、漢民族の少女メイユー。

文化も言葉も異なるふたりの間に芽生えた淡い恋が、少年の心に新たな感情を呼び覚ます。

しかし、静かな村には少しずつ変化の兆しが忍び寄っていた。

雄大な自然美と詩的な映像、響き合う音楽が、観る者を静かな感動へと誘う。

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登場人物たち

アルシン役
イェスル・ジャセレフ

13歳カザフ族の少年。
失踪した伯父の影響で、こよなく植物を愛する。
​伯父からは《植物学者 =ボタニスト》と呼ばれていた。
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メイユー役
レン・ズーハン
隣村に住む漢族の少女。普段は家族が経営する万屋(よろずや)の店番をしている。
兄役
ジャレン・ヌルダオレット
一度は村を出て上海で仕事をしていたが、問題を起こして村に戻ってきた。いつも携帯で誰かと話している。
祖母役
サルヘト・エラマザン
両親の代わりに、アルシンの親代わりとなって、愛情を注ぐ。
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人の言葉を話す馬
伯父の代弁者なのか、突然アルシンの前に現れ、意味深な言葉を投げかける。
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新疆ウイグル地区から現れた驚異の映像詩人、ジン・イー鮮烈のデビュー!

『ボタニスト 植物を愛する少年』は、

中国西北部・新疆の草原を舞台に、

自然との対話、記憶の循環、

そして成長の瞬間を静かに描き出す

詩的な長編デビュー作である。

 

北京電影学院出身の新鋭が、自身の故郷の記憶と精神的風景をもとに制作した本作は、ベルリン国際映画祭ジェネレーションKplus部門でワールドプレミア上映されるとグランプリを受賞。その後も東京国際映画祭、釜山国際映画祭など数々の映画祭に招待され国際的な注目を集めた。

幼少期に映画文化から遠く離れて育ちながらも、チャン・イーモウ、チェン・カイコー、ウォン・カーウァイといった中国映画の巨匠に加え、アッバス・キアロスタミ、テレンス・マリック、サタジット・レイら世界的作家の作品との出会いが、詩的で瞑想的な映画言語の形成に大きな影響を与えている。

 

特に現代中国アートハウス映画を代表する

ビー・ガンの作品との邂逅は重要であり、

夢と現実の境界を揺らしながら時間その

ものを描く姿勢は、近年の中国映画に現れ

つつある新たな潮流 ― いわゆる「第八世代」

とも呼び得る動向と響き合っている。

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新人監督を支えるために
中国=イランの気鋭チームが結集

本作では風景が単なる背景ではなく、

精神的な存在として描かれる。

新疆の広大な草原や植物は、

登場人物と同様に生きた存在

として映し出され、自然や精霊

との静かな対話が作品全体を

貫いている。

撮影監督リー・ヴァノンによるカメラは、ゆったりとしたパンショットや長回しを基調に、風や光、葉の揺らぎを丁寧に捉え、人間と自然が呼吸を共有するような感覚を映像として可視化している。時間を「進行」ではなく「循環」として体験させる映像設計は、本作の詩的世界を支える重要な要素となっている。

      音楽は国際的作曲家ペイマン・ヤズダニ

      アンが担当し、繊細で浮遊感のある旋律

      が、現実と幻想の境界を柔らかく溶かす

       ような響きをもたらしている。

 

​       また、本作では演技経験のない俳優た

        ちを起用。自然観察や生活体験を共

         有する長期的なプロセスを通て、

演技というよりも“存在そのもの”が画面に現れるようなリアリティが生み出された。特に主人公アルシンを演じたイェスル・ジャセレの飾りのない等身大の演技は高い評価を受け、北京国際映画祭では最優秀男優賞の名誉に輝いた。

プロデューサーのズオロン・シャンは、

中国インディペンデント映画の国際的

な展開を支えてきた存在として知られ、

本作では地域文化への深い理解と

国際共同制作の経験を活かし、

ローカルな物語を世界的文脈へと

接続する役割を担った。

アートハウス作品の海外展開に

おいて重要な橋渡し役として活動してきた彼の参加により、新疆という特異な土地性が保たれながらも、普遍的な映画体験として成立している。

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第75回ベルリン国際映画祭 ジェネレーションKplus部門 国際審査員グランプリ(最高賞)

第49回香港国際映画祭 最優秀監督賞&国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI賞)

第15回北京国際映画祭「フォワード・フューチャー」部門 最優秀男優賞

第42回ミュンヘン国際映画祭 ヤング審査員賞

第40回バレンシア国際ヤング映画祭(シネマ・ホーベ)撮影部門審査員特別賞

第18回フィラデルフィア・アジアン・アメリカン映画祭 最優秀長編劇映画 審査員賞

2025年アジアン・フィルム・フェスティバル・バルセロナ コンペティション部門最優秀作品賞・最優秀監督賞

第46回カイロ国際映画祭 国際批評家週間部門 特別表彰 / 、NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)

 

東京国際映画祭ユース部門オフィシャルセレクション

釜山国際映画祭Window on Asian Cinema 部門オフィシャルセレクション

サンフランシスコ国際映画祭オフィシャルセレクション

テッサロニキ国際映画祭オフィシャルセレクション

シアトル国際映画祭オフィシャルセレクション

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